ロイズは北海道生まれのスウィーツの代表格の一つ、チョコレートで有名なメーカーです。創業は1983年、看板商品の「生チョコレート」は、水分量が通常より格段に多い17〜18%もあることが最大の特徴で、非常に柔らかく、滑らかな口溶けが人気となり、徐々に全国へと評判が広まっていきました。ちなみに、日本の全国チョコレート業公正取引協議会の規定では、水分10%以上のものを「生チョコレート」とするとしています。
ロイズでは「世界中の厳選した素材で、オリジナリティ溢れる、美味しいお菓子をつくりたい」とし、数々のチョコレートの名作を生み出し続けているのです。
「ロイズ チョコレートワールド」は、ファクトリー・ミュージアム・ショップの3つのエリアで構成されており、見て楽しく、買って楽しいチョコレートの‘おとぎの国’のよう。空港のターミナルビル内にあり、抜群のロケーションです。
空港内にあるといっても、工場は見どころがたくさん。動物や乗り物の型にチョコレートを流し込んで、くるくるとアームで回転させる機械や、クマやフラワーのカラフルなチョコレートを描く機械。職人が手作業でチョコをデコレーションしているスペースなどもあります。
ミュージアムでは、チョコレートの歴史や世界中のチョコのコレクションを集めた展示がかわいい。お洒落で愛らしいパッケージたちは、プロダクト・デザインの魅力を存分に見せてくれます。
ぐるりとまわったら、やはり最後はショッピング。ここにあるチョコレートは、オリジナル商品が約200種類。ここでしか買えないチョコレートもたくさんありますので、ぜひお帰りの飛行機の前に立ち寄ってください。
「ロイズ チョコレートワールド」のショップは、定番のロイズの生チョコレートはもちろん、チョコレートワールド限定商品もたくさんありますので、目移りしてしまうほどです。中でもお勧めは、ファクトリースペースで見ることができる、可愛らしい形にデコレートされた「ロイズ ポップチョコ」。クマやウシ、シカ、ウマのカラフルで可愛らしい形のチョコレートはバーがついていて、子どもたちに大人気です。もちろん、女友達へのプレゼントにもぜひ。
花が彩られた、一口サイズの「フラワーチョコ」も見逃せません。花は、北海道に咲くスズラン、ライラック、桜、ヒマワリがデザインされています。
他にも、贈りものに最適のギフトボックスなどがお勧めです。
ロイズ チョコレートワールド | 北海道千歳市美々 新千歳空港連絡施設3F | |
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http://www.e-royce.com/world/index.php | ||
アクセス | 公共交通の場合 | 千歳空港 国内線旅客ターミナルビルと国際線旅客ターミナルビルの連絡施設3F |
入場について | ★予約不要 | 気軽に立ち寄ることができます |
営業時間 | 9:00〜20:00(ファクトリースペースは10:00〜17:00) | |
休日 | 年中無休 | |
施設 | 工場見学 | 自由見学 ガラス越しに最新機械や職人の技を見ることができます |
展示 | ミュージアム(チョコレート製造のパネルや映像、チョコレートの歴史、世界各国やアンティークのチョコレート・コレクション) | |
売店 | 約200種類のチョコレートを販売しているショップ |
「ロイズ チョコレートワールド」のある新千歳空港は、人気のレストランやショップがたくさん入っており、一大観光スポットです。ここでは、ロイズのある3階の連絡通路に絞ってご紹介しましょう。
このエリアは、特に女性や子どもたちが喜ぶショップが集まっているところです(もちろん、スウィーツ男子も)。ロイズの隣には、「シュタイフ ネイチャーワールド」。ドイツ生まれのシュタイフ社は、テディベアの老舗で世界中にファンやコレクターがいるメーカーです。ここでは、ミュージアムやオフィシャルショップがあって、ぬいぐるみとふれ合い、遊べるミュージアムとなっています。
その隣は、「ドラえもん わくわくスカイパーク」。小さなお子様向けの遊具をおいた「キッズゾーン」や、アトラクションを用意した「バークゾーン」「アミューズメントゾーン」、手づくりキッドなどに参加できる「ワークショップゾーン」、コミックなどが見られる「ライブラリーゾーン」、そしてカフェやショップもあります。
このエリアでは、ロイズ・シュタイフ・ドラえもんの他に、北海道の銘菓や「ハローキティ」のショップもあります。エリア全体が思わず「かわいい」とテンションがあがる女性、「ほしい」と飛び跳ねる子どもたちで溢れているようです。