愛知県は‘えびせんべい’の生産量の日本一。そのシェアは9割を超えると言われています。その中で、観光スポットとしても有名なのが「えびせんべいの里 美浜本店」です。えびせんべいの里の創業は昭和23年。どこか懐かしい、その味を求めて、工場直営店には全国から観光バスが集まるほどの人気となっています。
「えびせんべいの里」にある豊富な‘えびせんべい’は、原料に1gでも多く吟味したえびを入れたいとの思いから、社長自らえびの買い付けに行くそうです。さらには工場直売で、少しでも多くえびせんべいを袋につめて、少しでもお値打ちに提供したいというコンセプトで運営されています。
「えびせんべいの里」は、工場見学と、えびせんべいを焼く体験コーナーがあり、さらに工場直売店と、えびせんべいを存分に楽しむことができます。特に自分で焼いた‘えびせんべい’の焼き立てをその場でいただくことは、ここでしか味わえない体験です。
そして、ショッピングでは、ざっと40種類はある‘えびせんべい’を選ぶ楽しさ。うれしいことに、全ての商品の前には試食ケースがありますので、ついつい食べ過ぎてしまう人も続出です。しかし、種類が豊富で選ぶのに悩んでしまう人にとっては、しっかり試してから選べるのはうれしいサービス。もちろん、美味しいので、試食するほど、買いすぎてしまうかもしれません。
試食しすぎてしまったら、休憩コーナーで一休み。お茶とコーヒーが無料で提供されています。
「えびせんべいの里」のえびせんは定番のシンプルなものから、ごまや梅、わさび味のもの、カレー味やトマト&バジル味などもあります。また‘えび’もいいですが、‘たこ’や‘いか’もお勧め。小さな‘たこ’をまるごと焼いてフライにした「多幸・たこの唐揚げ」は、海鮮好きならぜひ試していただきたい逸品です。
変わったところでは、「いかすみせんべい」。また甘口で大人気の「えびみりん揚げ」はお子様も大好きな味でしょう。いろいろと悩んだり、お土産として差し上げる相手にもたくさんの種類を味わってもらおうと思うのなら、「ミックスBOX」や「おいしさいろいろBOX」が最適。少しずつ入った可愛らしいパッケージにはいっており、お手軽で人気があります。
えびせんべいの里 美浜本店 | 愛知県知多郡美浜町北方吉田流52-1 | |
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http://www.ebisato.co.jp/shop/mihama.html | ||
アクセス | お車の場合 | 南知多有料道路 美浜I.C.よりすぐ |
公共交通の場合 | 名古屋鉄道河和駅よりタクシーで約5分 | |
入場について | ★予約不要 | 気軽に立ち寄ることができます |
営業時間 | 8:00〜17:00 | |
休日 | 年中無休 | |
施設 | 工場見学 | 自由見学/ガラス越しに見学できます |
展示・見学 | 資料館(えびせんべいの歴史) | |
売店 | 販売コーナー | |
体験 | せんべい焼き体験コーナー(10分程度) ※先着順、受付時間はHPでご確認ください | |
併設施設 | 花の里 ハーツガーデン | 隣接して、熱帯の花々の温室があります |
「えびせんべいの里 美浜本店」は、伊勢湾と三河湾に囲まれた知多半島の南東部にあります。北へ行けば、中部国際空港セントレア、焼きものの里である常滑です。風光明媚な自然と歴史の観光スポットがたくさんありますが、近いところでは、国の天然記念物である「鵜の山・鵜の池」と「恋の水神社」です。
「鵜の山」には、カワウが1万羽以上棲息しており、ハイキングとバードウォッチングの名所です。なかでも「鵜の池」のほとりにある見晴らし台は、バードウォッチングに最適。近くにはバーベキューやレストラン、イチゴ狩りや芋掘りなどが楽しめる「ジョイフルファーム鵜の池」があって、一緒に立ち寄る人も多いようです。
もう一つ、小さいながら若い人を中心に人の集まるところが、「恋の水神社」。「桜姫の悲恋物語」の伝説の地です。この神社は古くから「恋の水」という万病に効く神水が湧いていると知られており、そのことを聞いた桜姫は恋人のために神社を訪れましたが、水にはたどり着けぬままに息絶えたと伝えられています。この伝説から、この神社は縁結びの神様として人気となっているのです。