井筒八ッ橋本舗 新光悦店 〈京都府南丹市〉

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  • 飲食OK
  • 体験あり
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井筒八ッ橋本舗 新光悦店 〈京都府南丹市〉

井筒八ッ橋の歴史のお勧めポイント

ものづくり団地「京都新光悦村」内にある店舗 ものづくり団地「京都新光悦村」内にある店舗

 日本の代表的な観光地である京都において、最も代表的なお土産、銘菓の八ッ橋は、知らない人などいないほど有名でしょう。その由来は、江戸時代中期に京都の聖護院参道の茶店で出されたのがはじまりとか。伝統的な八ッ橋は、短冊形の堅焼きせんべいですが、現在では焼かれていない生八ッ橋の方が定番かもしれません。
 京都には八ッ橋の老舗がいくつか続いていますが、そのうちの一つ、井筒八ッ橋本舗は、創業が文化2(1805)年、200年以上続いています。実はもっと古いところもありますが、あん入りの生八ッ橋の元祖は、この井筒八ッ橋本舗の「夕霧」なのです。


見どころ・買い物どころ

ガラス越しに工場を見学 ガラス越しに工場を見学

 「井筒八ッ橋本舗 新光悦店」は、伝統的な「井筒八ッ橋」の製造ラインの見学ができるほか、八つ橋の手焼き体験、さまざまな銘菓が揃う売店、さらに喫茶スペースは、南丹の自然が楽しめるように、広々とした窓際にテーブルが並んでいます。
 また、新光悦店は、ものつくり団地「京都新光悦村」にあります。ここは、京都の伝統文化の産業と先端産業の融合をコンセプトに掲げており、現在多くの若い人材が集まりつつあるところです。光悦店でも、その地にふさしく、展示スペースを設けて、工芸品などが見られるようになっています。



井筒八ッ橋 新光悦店のお土産チェック

銘菓と伝統工芸品の展示もある売店 銘菓と伝統工芸品の展示もある売店

 井筒はもちろん「八ッ橋」が定番ですが、直売店はラインナップが他とは違います。200年以上同じ味が受け継がれる「京名物 井筒八ッ橋」、歌舞伎の夕霧にちなみ、生八ッ橋を編み笠に見立て、最高級の小倉あんである小倉大納言をくるんだ「歌舞伎銘菓 夕霧」。そして、あちこちで見られる最も見慣れた形、三角に折った生八ッ橋に粒あんを包んだ「夕子」。この「夕子」は、定番のニッキの他に、抹茶や白味噌案、チョコレート、金胡麻あんなど、種類も多く、さらには、季節限定、たとえば、焼き芋や栗、柚なども出てきますので、チェックしてみてください。


井筒八ッ橋 新光悦店の基本情報

井筒八ッ橋 新光悦店 京都府南丹市園部町瓜生野京都新光悦村12
http://www.yatsuhashi.co.jp/store/shinkouetsu.html
アクセス お車の場合 京都縦貫自動車道 園部I.C.よりすぐ
公共交通の場合 JR園部駅よりタクシーで約5分
入場について ★予約不要 気軽に立ち寄ることができます
営業時間 9:00〜17:00
休日 年中無休
施設 工場見学 自由見学
「井筒八ッ橋」の生産ラインをガラス越しに見学できます
展示・見学 展示スペースでは地域の伝統工芸品も
売店 販売コーナー
飲食 喫茶室
体験 八ッ橋手焼き体験
関連施設 追分店 生八ッ橋「夕子」の生産ラインの見学ができます(要予約)

井筒八ッ橋 新光悦店周辺のお勧めスポット

かやぶき野里、京都美山の雪景色 かやぶき野里、京都美山の雪景色

 「井筒八ッ橋本舗 新光悦店」へのドライブを楽しむなら、あわせて「道の駅 京都新光悦村」に立ち寄るのがお勧めです。園部I.C.の向かいにあります。地元ならではの特産品やお土産が買え、レストランで休憩することもできます。また、陶芸教室などのクラフト教室も開催。ドライブがてらに参加できるものもあります。
 「道の駅」から車で1時間程度進むと、かやぶきで有名な美山町があります。この町は、京都府のほぼ中央。森林に囲まれ、清流の美山川が流れる風光明媚な土地で、古き良き日本の原風景が残されています。
 なお、この美山川に沿って走る約36キロの「美山かやぶき由良里街道」は、国土交通省が指定する「日本風景街道」として指定されています。