もみじまんじゅうの紅葉堂本店 〈広島県廿日市市〉

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もみじまんじゅうの紅葉堂本店 〈広島県廿日市市〉

紅葉堂の歴史のお勧めポイント

道ばたからも製造ラインがのぞける本店 道ばたからも製造ラインがのぞける本店

 もみじまんじゅうは、明治の和菓子職人が考案したと伝えられています。商標登録もとりましたが更新はせず、お陰で現在のように多くの店で作られるようになり、宮島の名物として広まったのです。ちなみに、この“元祖”もみじまんじゅうは、現在は製造していません。
 紅葉堂も「もみじまんじゅう」が誕生した頃と同時期である明治45(1912)年創業です。当初は薄皮まんじゅうや力餅などを販売しておりました。それから100年以上、創業地である宮島で、もみじまんじゅうを作り続け、現在は4代目だそうです。


見どころ・買い物どころ

昔ながらの手作業の温もりの「もみじまんじゅう」 昔ながらの手作業の温もりの「もみじまんじゅう」

 宮島には、もみじまんじゅうの店が軒をつらね、昔の茶屋街のような風情を残しています。その中でも紅葉堂は、通りに面したところにガラス張りの工場を設置しており、タイミングが合えば、型からはずした、焼きたてのもみじまんじゅうを食べることもできます。ぜひ通りがかりにのぞいてみましょう。
 もみじまんじゅうはばら売りしておりますので、その場で、セルフサービスのお茶をいただきつつ食べるのも楽しいものです。また、紅葉堂の新名物「揚げもみじ」は、バーにさしていますので、食べ歩きするのに大人気です。



紅葉堂のお土産チェック

食べ歩きで人気の「揚げもみじ」食べ歩きで人気の「揚げもみじ」

 紅葉堂の「もみじまんじゅう」は、伝統の‘こしあん’の他、クリームやチョコレート、アーモンド、チーズとあります。お土産ならセットになっている詰め合わせも良いですが、ばら売りもしていますので、焼いているのを見かけたら、厳島への参拝前でもぜひ買って食べてみてください。
 もう一つのお勧めが、食べ歩き新名物の「揚げもみじ」。ふっくらしたカステラに衣をまとわせ、揚げた「もみじまんじゅう」は、外はサクサク、中はモチモチの食感がたまらないとの評判。ぜひ揚げたてを歩きながらお試しください。


紅葉堂 本店の基本情報

紅葉堂 本店 広島県廿日市市宮島町448-1
http://www.momijido.com/shop_honten.html
アクセス 厳島神社より徒歩4分
入場について ★予約不要 気軽に立ち寄ることができます
営業時間 9:00〜18:00頃(季節によって変動します)
休日 不定休
施設 工場見学 自由見学/ガラス越しに見学できます
売店 販売コーナー
関連施設 紅葉堂 弐番屋 宮島桟橋より徒歩6分、カフェスペースあり

紅葉堂周辺のお勧めスポット

宮島の厳島神社の大鳥居 宮島の厳島神社の大鳥居

 紅葉堂は、宮島の名物。世界遺産である「厳島神社」を観光とセットでイメージする人も多いのではないでしょうか。ここでは、有名な厳島神社の説明は割愛し、宮島の行事、イベントをご紹介しましょう。
【2月第2土日】 *イベント:宮島かきまつり
【3月20日頃】 *イベント:宮島清盛まつり
【3月下旬〜4月上旬】 *イベント:みやじま雛めぐり
【4/15】 「三鬼大権現春季大祭」、素足で火の上を渡る「火渡り式」、桃の花を供え、舞楽を奉納する「桃花祭」
【4/16-18】 約400人の能楽師が集まり、能・狂言を奉納する「桃花祭・神納」
【5/15】 御島巡式(御鳥喰式) 神職の乗る御師船が厳島神社の末社を巡拝
【旧暦6/17】 海上で祭典と管弦を奉納する「管弦祭」
【8月中旬】 海中の櫓に吊された宝珠に飛びかかる勇壮な「玉取祭」
【8月11日】 *イベント:宮島水中花火大会
【9/7-9】 萬燈会(宮島ローソクまつり)
【旧暦8/1】 団子人形や供物を乗せて海に‘たのも船’を流す「たのもさん」
【10/15】 菊の花を供え、舞楽を奉納する「菊花祭」
【11/15】 「秋季大祭」、素足で火の上を渡る「火渡り式」
【12/31】 大たいまつをかついで練り歩く「鎮火祭(晦日山伏(つごもりやまぶし))