日本食研と言えば「焼肉のたれ」。“ばんばん、ばんばん、晩餐館(ばんさんかん)〜”とエプロン姿の牛のキャラクターがうたうコマーシャルはご存じの方も多いのではないでしょうか。この‘牛’の名はバンコ。日本食品のキャラクターです。気になる人は、バンコのフェイスブックをチェックしてみてください。日本食研商品を使ったレシピの記事が、綺麗な料理写真と一緒に連日アップされています。
日本食研は、1971年の創業、本社は愛媛県今治市です。有名な「晩餐館焼肉のたれ」は、1989年の販売以来、ロングセラー商品となっています。今では他に、肉や魚、野菜など、多種多様な調味料やソースが製造されており、主婦の強い味方です。
現在の本社は、工場見学の他、博物館やショップなどの設備を広大な敷地内に建設し、公園工場として公開しています。
日本食研本社の見学で一番目を引くのは、ウィーンにあるハプスブルク家の夏の離宮「ベルヴェデーレ宮殿」をモチーフに建設された「KO宮殿工場」です。完成は2006年、壮麗な建物ですが、内部は最新鋭の製造ラインの工場であり、見学することも可能です。また、工場内には宮殿食文化博物館が併設されており、ヨーロッパの宮廷に触れることもできます。
敷地内には他に、世界食文化博物館や世界ハム・ソーセージ博物館などもあり、見どころ満載です。見学コースは、食事を挟んですべてをじっくり見学するコースと、宮殿工場を中心にさっと楽しむコースが用意されていますので、お好みで選んでください。
いずれのコースでも、見学の後の楽しみは、ショッピング。「バンコ・ショップ」には、日本食研の商品はもちろん、今治の名産品やバンコ・グッズなどもあり、地元の方はショッピング目的で訪れるほどの人気スポットになっています。
「バンコ・ショップ」は、工場直売の商品をはじめ、オリジナルグッズなど、人気商品もたくさんあります。2割引で販売されている日本食品の商品はまとめ買いに最適。焼肉のたれは、冷蔵庫にあると、いろいろな料理に便利です。
しかし、特に地元の人に大人気なのが、工場オリジナルの「チーズ入りソーセージ」と「チャーシュースライス」。日本食研は調味料で有名ですが、業務用の食材などもたくさん製造しており、商品の種類は豊富です。
そして、やはりここに来たら、キャラクターのバンコのグッズを一つぐらいは買って帰ってはいかがでしょうか。
日本食研の公園工場・観光工場 (日本食研愛媛本社) |
愛媛県今治市富田新港1-3 | |
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http://www.nihonshokken.co.jp/enjoy/index.html | ||
アクセス | お車の場合 | しまなみ海道(西瀬戸自動車道)今治北I.C.より約20分 今治小松自動車道 今治湯ノ浦I.C.より約20分 |
公共交通の場合 | 松山空港よりリムジンバスで約20分 JR今治駅よりタクシー約15分 | |
入場について | ★要予約 | 用意されているガイドコースでのご入場のみです |
営業時間 | 平日(予約したコースで時間指定) | |
休日 | 土日祝日(HPの営業日カレンダーでご確認ください) | |
施設 | 工場見学 | 要予約/食事付きの3時間半のコースと、1時間15分のコースの2種類が用意されています。 |
展示・見学 | KO宮殿工場・宮殿食文化博物館 世界食文化博物館 日本食研歴史館、日本食研商品展示館 ハム研究工場、世界ハム・ソーセージ博物館 |
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売店 | バンコ・ショップ | |
飲食 | レストラン食文化(社員レストランを見学者が利用可能) | |
関連サイト | フェイスブック | バンコ(日本食研)
http://www.facebook.com/nihonshokken.banko |
愛媛県今治市は、日本三大潮流の一つである「来島海峡」が有名です。その潮流と点在する島々、そして来島海峡大橋の眺望は、糸山公園から見るのが絶景です。展望館と、山の上の展望台があり、そこから眺める景色は、まさに絵はがきの光景です。
糸山公園と日本食研の中間地点、海水を引きこんだ、藤堂高虎の「今治城」もぜひ足を運んでみてください。この藤堂高虎は、築城技術に長けた戦国武将として有名な人物。城は、今治駅からですとバスで7分程度です。また近くには「河野美術館」があって、1万点以上の書画骨董が収蔵されています。